12月12日説教のあらまし

マタイによる福音書 1:18~25

「『 その名はインマヌエルと呼ばれる。』

  この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」(1:23) 

 

 イエス様のご両親、ヨセフとマリアがまだ正式に結婚していないとき、 マリアが身ごもったことが明らかになりました。ヨセフは大変苦しみました。そしてついに、マリアと「ひそかに縁を切ろうと決心」しました。「ひ そかに」縁を切ることで、「自分はこのこととは無関係のものになろう」「こ のことはなかったことにしよう」としたのです。 

 しかし、神様がそれに待ったをかけられました。神様はヨセフに、「これ は神の預言の成就なのだ。私は必ずあなたと共にいる。だから私を信じて、 マリアを受け入れなさい」と言われました。これを受けてヨセフは、神の言葉に従いました。そして、イエス様がお生まれになるまで、マリアと関 係することはありませんでした。

 これは「このことは神の御業であると信 じ、私はそこには立ち入りません」というヨセフの信仰告白です。 これによってヨセフとイエス様の間に「信仰による親子関係」が出来上がりました。マリアとイエス様は、ある意味で「肉による親子関係」です。 しかしヨセフは違います。「信仰」によって、ヨセフはイエス様の父となっ たのです。

 イエス様は私たちの世に「信仰による親子関係」をもたらすために来てくださいました。このイエス様に結ばれることによって、私たちは「神の子」とされるのです


☆神様のおられること、神様の力を信じることができる、それはほんとうに恵みであり、感謝です。私たちもヨセフのように、悩みながらもインマヌエルの神を信じていきたい。(あいちゃん)

丸亀教会(日本基督教団)

ここに来てくださって、ありがとうございます。 香川県丸亀市にあるキリスト教の教会です。日本基督教団に所属しています。 「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」(マルコによる福音書6:50)が今年のみことばです。 ここから主イエスと共に、あるいていきましょう。