10月31日説教のあらまし
使徒言行録11:19~26 「・・・アンティオキアへ行き、ギリシア語を話す人々にも語りかけ、主イ エスについて福音を告げ知らせた。」(11:20)
アンティオキアに逃れていった信徒たちは、ユダヤ人だけでなく、異邦 人たちにもイエス様を伝えました。そのためにアンティオキアでは、ユダ ヤ人と異邦人が一緒になって神様を礼拝するようになっていきました。
このうわさがエルサレム教会に聞こえてきました。エルサレム教会には 「イエス様の救いに与るためには割礼を受けてユダヤ人にならなければな らない」と考える人たちがいて、割礼を受けていない異邦人と一緒に礼拝 するなど、由々しきことだと考えました。
そこでエルサレム教会はバルナバをアンティオキアに派遣したのですが、その思惑とは裏腹に、バルナバ は異邦人が神様を賛美する様子を見て大いに喜びました。バルナバの支えを得て、アンティオキア教会はますます発展していくことになりました。
一方でエルサレム教会はこのあと次第に衰退していきます。その原因の 一つが、割礼へのこだわりです。教会が「割礼を受けるべき」という立場 を取ったために、そこに来られない人たちができてしまったのです。
教会
はどんなときも、ある特定の立場を取るべきではありません。神様は悪人
にも善人にも太陽を昇らせて下さる御方です。ある特定の立場を取ること
によって、それに相容れない人がはじめから門をくぐれないようになって
しまうと、教会は衰退するのです。
ヽ(^o^)丿 一生懸命信仰生活を続けていても、神様の目から見て間違った方に行ってしまうことはあるのですね。気を付けなくてはと思いました。(あい)
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