9月5日礼拝説教(あらまし)
使徒言行録9章26節~31節
「しかしバルナバは、サウロを連れて使徒たちのところへ案内し、サウロが旅の途中で主に出会い、主に語りかけられ、ダマスコでイエスの名によって大胆に宣教した次第を説明した。」(9:27)
エルサレム教会に来たパウロを、教会の人たちは皆、「弟子だとは信じないで恐れ」(26)ました。その中で唯一、バルナバだけがパウロの話を聞き、使徒たちのところに案内してくれました。
実はこの何年も後、バルナバはアンティオキアという町にできた異邦人教会を、パウロと一緒に牧することになります。それは、この時の出会いがあったから、バルナバがパウロを迎え入れたのです。しかしもちろん、この時点ではまだ、バルナバもパウロもそんなことは夢にも思っていませんでした。
出会いというのは不思議なものです。たまたまたその時、そこにいたのがその人だった、というだけのことなのに、その出会いによって人生が大きく変えられることもあります。この広い地球上で、何千年という歴史の中のほんの数十年だけを生きている私たちが、たまたま同じ時・同じ場所にいて出会うというのは奇跡的であり、神様の御業に他なりません。
ですからどんな出会いにも、そこには神様の意図があります。
それは、出会ってすぐには分からないかもしれません。しかしだからこそ、私たちはどんな出会いも大切にしなくてはならないのです。バルナバはパウロとの出会いを大切にしました。それがやがて、異邦人伝道へと発展していくのです。
◎神様のあたえてくださるひとつひとつの出会いを、感謝してきょうも歩みます。(A)
◎あなたも、礼拝に来てみませんか。
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